アトピー性皮膚炎 あかちゃん ぐじゅぐじゅの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
生まれて2ヶ月頃、アトピー性皮膚炎と病院で診断を受けました。顔が特にひどく、ぐじゅぐじゅのパンパンに腫れた状態で、寝ているうちにかきむしるので、夜寝る時は両手を左右で抑えて寝かせていました。
体は大きく生まれたのですが、痒くて眠れないのか小さめになって心配していました。
漢方を服用してから、顔はアトピー性皮膚炎にみえないくらいきれいになりました。足や腕は、まだ空気の乾燥がひどいときや、卵アレルギーの関係で卵を食べた時などは痒いようですが、保湿剤で乗り切れる程です。ずーっと、下痢便でしたが、近頃は少しゆるい程度にもなりました。
あかちゃんの頃などはじめは漢方は母のおっぱいを通じてでしたが、離乳食の頃より水に溶いて飲んでいます。1歳を過ぎるとはさみをつかい袋を切り、小さなコップに薬をあけ、少しのお水を他の入れ物に入れておくと自分でうつしてスプーンでかきまぜて飲んでいます。
いろいろな工夫を施しましたが、今はなぜかすごく濃いとろーりとした状態のものをつくり「とろーり とろーり」などと言いながらスプーンにとりなめています。食事の前に飲む事が習慣になっており、自分で準備をして嫌がることなく飲んでいます。
はさみ、水をカップからカップへ移す練習にもなり、また、風邪をひいたときの薬も嫌がらずに助かっています。
幼児期のアトピー性皮膚炎は、いろんな原因が考えられますが、こちらのお子様のケースは内臓、特に胃腸の弱さからくるものではないかと考えられます。胃腸を整える体質改善の薬と、痒みなどへの対症療法の漢薬を併用することによって少しずつよくなっていきました。
現在では6歳になっていますが、結果的にアトピー性皮膚炎とは思えないくらいきれいな皮膚に改善されています。ただ、温まったり乾燥したりすると痒みがでてくるようで、今は体調に合わせながら漢方を服用して頂いております。
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